謹賀新年

明けましておめでとうございます

住所を教えた覚えのない方から年賀状が届き、新年から首を傾げることになりました。ありがたいのですが何やら居心地がよろしくありません。文末にいあいあ!と書いてあるあたり、どうにもお年玉憑きと感じられるので早々に厄落としに行きたいと思います。


それでは、本年もss中毒者(ryをよろしくお願いします

Merry Christmas!!

1ヶ月ぶりに更新、日記――週記――月記――四季記――年記
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                       今ここ  

昨日はクリスマスイブ。都内では至る所に人が溢れていて、何処も彼処もカップルだらけ。有楽町と東京タワー付近は装飾がとても綺麗でした。ところで、日本ではクリスマスイブは「恋人の日」となっています。これをクリスチャンはどう思っているんだろう?不愉快ではないのだろうか?と疑問だったのですが、1つの見解を得ることができました。
今日久方振りに、敬虔な信徒である恩師と話をする機会が持てたので、上の疑問をぶつけてみました。そして返ってきた答えは

恩師(御歳78) 「基督様は磔にされても許したんだ、そんなことくらいで目くじら立てるほど肝っ玉ちぃさくねぇよ。聖書読んだことあるか?生めよ増やせよ、こう書いてんだから問題あるめぇw」

結構アバウトらしいです。ただ正直な話、ほんの少しでいいから心より祝って欲しいな、とのこと。
*注 サンプルに偏りがある場合がありますので、全てのクリスチャンには適応できない場合があります

腕白関白 ☆☆☆★  そる氏
憑依 軍事 勘違い 成り上がり 歴史物 完結
和風銀凡伝といった風味、主人公は秀吉の甥の秀次。切腹はいやでござると、秀次に憑依してしまった現代人が死亡フラグと闘うお話。あらすじの様なあっさりとした文章ながら不思議と引き込まれる。感想にある歴史考察と併せて読めばさらにおもしろくなる作品。驚異の更新速度で見事に完結。ところどころ人物が『へうげもの』っぽいが気のせいだろうか?



ようこそ地の果て、北方軍へ ☆☆☆  spooky氏
ファンタジ 軍事 人外萌え 人型兵器 ロリババア万歳
世界観良し、人物良し、文章良し、萌えあり、燃えあり、そして何よりロリババア 何も言うことは無い、 最 高 だ。作者のspooky氏に最大級の敬意を。 全てがツボなこの作品、是非完結を望む。

手に入りません

迷宮街クロニクル1 生還まで何マイル? (GA文庫)

迷宮街クロニクル1 生還まで何マイル? (GA文庫)

以前より紹介しといて何ですが、まだ入手できていません。近場で見つからず、16日に大きな書店まで足を運んだのですが完売とのことで買うことが出来ませんでした。


http://d.hatena.ne.jp/WizDiary/20081118
著者の林氏曰く、『上巻が売れなければ中巻下巻をお届けできません』とのこと。近辺では完売中のこの状況は嬉しむべきか悲しむべきか。今のところamazonでは購入可能なので、そちらでの購入を予定。複数冊購入して周りに布教させたいけど問題は表紙が……。ラノベなので仕方ありませんが、正直あの可愛らしい絵柄は文章やら硬派な世界観やらと合ってないような。
どうやら購入してweb上で取り上げると林氏のサインが頂けるようです。あまりの斬新すぎる販促法に思わず吹いてしまったw 締め切りは今月中(H20.11/30迄)なので急いで買ってレビューして本を送りましょう!(*思い付きなので変更の可能性あり)

Q.どうしようもなく切羽詰まっている時ほど更新したくなる。なぜだろう?

A.現実逃避


げんじつ が おそいかかってきた !
「逃げる→回り込まれる」を8回ほど繰り返して かいしんの いちげき をくらわしたい。

久しぶりにあたまの悪いこと考えられてとてもたのしい。



ところで前回の更新以降、「アクセル・ワールド」のワードで訪れた方が多数いた模様です。ここでの紹介で、作品の実際の魅力の1%でも伝わったのなら幸いです。そして実際に読んでみようかという方が一人でも増えたとしたらこれ以上の幸福はありません。
というか興奮のあまり、何も考えず内容について触れたけど大丈夫……かな。核心部分には一切抵触してませんが、今更ながら若干の不安が。


アクセル・ワールド以外に商業関連で最近目にした話題。林亮介氏作『和風Wizardry純情派』(*)がGA文庫より待望の書籍化!!題名は『迷宮街クロニクル1 生還まで何マイル?』だそうです。『迷宮街輪舞曲』では残念ながら打ち切りという結果でしたが、次こそは頑張ってもらいたい。(もし打ち切りendなら真壁死亡?それはそれで読んでみたいw)
我らが朋友は発売日の11月13日には書店へ吶喊、見敵必購あるのみ。

こっそり訂正:正しくは13日→15日でした。

(*)web小説読みで迷宮好きなら必ず見たであるべき作品。Wizardryの世界観を心より楽しめます。主に、どんな古強者であろうと死ぬときは死ぬ、それも何でもない場所であっけなく、といった具合にです。主人公――厳密には主人公格であった。最後まで生き残ったが故に主人公と成り得た――といえども、作者の用意した乱数によっては死が訪れるというシビアさは思い出すだに感嘆を禁じえません。昨今の濫造しているぬるい冒険物、戦争物とは一線を画する作品です。

『アクセル・ワールド』

先ほどアンテナを巡回中に知ったのですが、MMO系ss『Sword Art Online』で有名な九里史生氏が《第15回電撃小説大賞》にて大賞を受賞!今後の活躍には商業分野にも広がるとのこと。以前に商業で出ても通じるレベルと言及しましたが、本当にそうなるとは驚くばかりです。
あれだけの実力を持つ方なので、それだけならば「すげぇなあ、でもまぁSAOシリーズ書くくらいだしね」と納得して終わりなのですが、大賞の受賞作品を見て吃驚してひっくり返りました。Arcadiaにて連載されていた、知る人ぞ知る名作『超絶加速バーストリンカー』(今は見られません)を改稿改題した作品だそうです。以下に簡単な内容紹介を(うろ覚えなので適当に)


時代背景は近未来。人体にPCが埋め込まれていて、首のスロットにケーブルを差し込むことで仮想現実にダイブすることができる世の中。主人公は自らの体型と内向的な性格に劣等感を感じ、また学校でイジメにあっていて満たされない生活を送っている。そんな主人公が唯一得意とするものは反射神経を使う電脳世界の壁当てゲーム、誰もやらない単純なゲームで日々彼は異常な得点を叩き出していた。そんなある日、自身の最高得点を更新されているのを目撃する。この日から彼の日常は非日常へと乖離していく。
黒雪姫と呼ばれる生徒会長(だっけかな?)との邂逅、とある才能を持つ者だけが参加できる謎のゲーム、バーストリンカーの意味、主人公と親友と幼なじみの関係の変化、過去の因縁から続く現在の戦いそして未来への闘争、物語は二転三転しながら加速度を増していく。脳内をひたすらに早く/速く/疾く回転させ、音速を超え、光速を超え、超絶速度で駆け抜けろ!疾走感溢れるストーリーを見事に書け抜けた良作(誤字に非ず)。


改訂のため全編を一度削除されたため、いつまた見られるのか待っていたのですが、完全版となった『アクセル・ワールド』として再会することになりそうです。紹介予備軍だったのですけどねw
これから商業分野へと活動の場を広げる九里史生氏、もとい川原 礫(かわはら れき)氏の益々のご活躍をお祈りします。

中毒者の諸兄らは『アクセル・ワールド』出版の曉には最低2冊は買うべし。

更新するたびに、久しぶりと感じます。順調に時間がとれなくなってまいりました。長編ssの発掘は、時間的都合&間が空くと忘れてしまうので苦労しています。
なので、この所のトレンドは「短ければ短いほど良い!」です。短編作品もとい星新一氏が得意とするss(ショートショート)の良さを再認識しています。偉才というか異才というか……発想がぶっ飛んでますね。どんな思考構造なんでしょう?

最近読んだこの手のss(ショートショート)で、おもわず声を出して笑ってしまったのがこの作品。
―――――――以下引用―――――――
310 願い

「 出でよ! シェンロン!! 」
『 たやすいことだ…。 』
―――――――ここまで―――――――
こんな短文で笑ったのは久しぶり、作者のセンスに脱帽しました。このような軽快なssが総数867!(2008/10/03現在)……作者のシエ氏の引き出しの広さに驚愕です。
こんなssが見られるのはショートニングだけ。頭で4コマを思い浮かべながら読むとおもしろさが数倍にw一読あれ。